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川相いい仕事マガジン vol.132
発 行:川相商事株式会社
Kawai Syouji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 http://www.e4510.jp/
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川相マガジン e4510情報 (いい仕事情報)
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今年も4月に新入社員が4名入社しました。
入社式は新型コロナの影響もあり、オンラインで実施しました。
社会人1年生として1年間の新入社員研修と現場でのOJTを
元気に取り組んでいます。
希望と不安が入り混じるスタートだと思いますが、好奇心を持って
多くのことに挑戦し、
たくさんの刺激を受けて大きく成長し続けることを期待しています。
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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突如迎えた働き方の転換期
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いつもメルマガをご愛読いただき、
どうもありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフで
コンサルティングをしています野波と申します。
新型コロナウィルスの影響で、
私たちの日常がガラッと変わってしまいました。
ここまで、そして今なお不眠不休で奮闘されている皆様には
頭が上がりません。
世界中に大きな影響を与えた新型コロナウィルス。
皆様の働き方にも影響があったのではないでしょうか。
さて、今回は新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言で
急速に広まった、在宅勤務に代表されるリモートワークについて
考えていこうと思います。
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┃リモートワークの整備と問題点
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新型コロナウィルス感染症予防として、リモートでの
コミュニケーションや、リモートワークが大きく進んだように思います。
新型コロナウィルス感染症が落ち着いてからのリモートワークの運用に
ついて、整備を進められているという声もよく耳にするようになりました。
今後本格的に導入をする際には
①導入目的
②勤怠ルール
③情報管理(セキュリティ)
④コミュニケーション
を明確に決めるところまでは、厚生労働省のパンフレットにも
記載があります。
https://telework.mhlw.go.jp/(リモートワーク総合ポータルサイト)
では、これだけ整えばリモートワークはうまく運用することが
できるのでしょうか。
答えは、NOです。
・そもそもリモートワークでできる業務がない
・業務の進捗・偏りが不透明になってしまう
・コミュニケーション不足
・コミュニケーションツールが多すぎてかえって混乱をしている
・運動不足気味。健康面のケアが不足しがち
・作業に没頭してしまい過労に気づかない
・研修・教育体制に苦戦している
・在宅組と、通勤組の間での負担の差
(オフィスにかかってくる電話対応等)
・生産効率が落ちた
等々、実際に運用している会社様の声が様々聞こえてきます。
では、リモートワークは絶対に導入しないほうがいいのでしょうか。
この答えも、NOです。
・通勤時間に費やしていた時間を節約できるようになった
・無駄がなくなった(移動時間削減・ペーパーレス)
・生産効率が上がった
・場所にとらわれずに勤務ができるようになりそうだ
・天災時の通勤リスクを解消できそうだ
このように、リモートワーク=デメリットばかり
というわけでもなさそうです。
失敗しないリモートワークにするためには、
いくつかのコツがありそうです。
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┃失敗しないリモートワークとは?
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「うちにはリモートワークでできる業務がないから」
ということをよく耳にします。
確かに、仕事のすべてをリモートワークで行うことは
難しいかもしれません。
会社様の声を聴くと、リモートワークを失敗させないためには、
以下のポイントを押さえることがコツとなるように思います。
まず、①業務の種類を、リモートワークに適した/適さない業務を
洗い出すこと。(リスト化しておくと検証が容易です。)
(1)リモートでの実施ができない業務
物理的な操作が必要なオペレーション業務など
(2)リモートが今から実施できる業務
入力作業・データの修正・資料の作成業務など
(3)準備ができればリモートが実施できる業務
紙媒体の帳票を扱う業務・会議・打ち合わせ業務など
次に、②コミュニケーションルールを決めること。
ZoomやChatwork、Slack、LINE WORKS…さまざまなアプリケーションが
出ています。
こちらの会議はZoomで、あちらの打ち合わせはChatworkで…となると、
チャットの内容の履歴が分散してしまい、効率が落ちてしまいそう、
申し送り・報告が非効率になりそうだ、と危惧する声を聴きました。
リモートワークを制度として整備する場合は、
コミュニケーションツールについても指針を示しておくことが、
非効率化を防ぐ手立ての一つになるかもしれません。
また、
「どのタイミングで声を掛けたら、電話をしたらいいかわからない。」
「ホウレンソウが難しい」
「微妙なタイミングで声をかけられて調子がくるってしまう」
という声もよく上がります。
これはリモートワーク自体が問題なのではなく、リモートワークが
コミュニケーションの障害を顕在化させているとも考えられます。
その場合は「コミュニケーション」に関する研修を実施することで、
コミュニケーションそのものの障害を早期の段階で解消しておくことも
リモートワーク成功の秘訣かもしれません。
そして、③進捗の見える化・業務の見える化を行うこと。
部下が何をしているかわからない、進捗が見えなくなるという懸念のほか、
作業完成までのスピード感や作業に没頭してしまい自分も部下も
標準作業時間の感覚がわからなくなってしまう場合も考えられます。
その結果、成果(アウトプット)にかかる労働時間が長くなり、
結果効率が悪くなったり生産性が落ちたりすることにつながります。
リモートワークは通常より、生産性を意識しておく必要がありそうです。
生産性を意識するためのおすすめのやり方が「業務の分解+見える化」。
業務や進捗状況を、関わる誰もが見られるようにしておけば、
誰がどれだけ業務を抱えていて、どこまで進んでいるのかを一目で
把握できるようになります。
さらに業務を細かく分解しておくことにより、どこで止まっているのか・
援助が必要か・報告や連絡が必要か、という判断がスムーズになります。
「業務の分解+見える化」はリモートになった時に感じる
・何をやっているかわからない
・納期に間に合うか心配
・指示がしにくい
という心配を軽減する効果がありそうです。
「業務の分解+見える化」。
製造業では昔から多く取り入れられている方法ですが、
リモートワークでも効果を発揮しそうです。
「リモートワークをトライアル導入した結果、事務作業が減った」
という声も実は少なくなかったりします。
ある会社様では、事務の作業が半分弱に減ったそうです。
リモートワークを、業務効率を見直すきっかけとして利用してみても
いいかもしれません。
就業規則等への制定は、導入準備とトライアル導入+検証をした後でも
遅くはないと思います。
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┃導入成功しやすくなるリモートワークの準備方法
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不安と非日常の入り混じった春でしたが5月末には緊急事態宣言が
全面解除され、徐々に落ち着きが戻ってきつつあるように感じます。
『コロナ禍を受けたテレワークの実態調査』によると、
会社員/公務員の47%がテレワークを実施しており、
「今後もテレワークを実施したい」と回答した人の割合は84%だった
そうです(株式会社リクルート住まいカンパニー調べ(5月22日発表))。
新型コロナウィルス感染症の予防対策という名目で半ば強制的に体験された
リモートワークでしたが、恒常的な導入やそれに伴う人事制度の変更等は、
もはや不可逆的状態といえるかもしれません。
リモートワークを恒常的に導入するときに着眼しておくポイントについて、
弊所でもセミナー開催予定です。
(Zoomによるオンラインセミナーです)
【失敗事例から学ぶ これだけは押さえたいリモート導入成功のツボ!】
日時:2020年7月21日(火)14:00~16:30
内容:
・リモートワークのデメリットを軽減・解消するポイントと他社事例
・「業務の分解+見える化」のやり方
・生産性があがる取り組み事例
その他、本メールマガジンに記載しきれなかった労務管理の観点も踏まえ、
リモートワークの導入・運用方法等についても触れていく予定です。
詳しくは、support@4jh.jpまでご連絡くださいませ。
すでに導入をしている会社様も、これから本格的なリモートワーク導入を
考えていらっしゃる方も、また、「まだリモートワークの導入予定は
ないが、知っておきたい」という方もぜひ、覗いてみてくださいませ。
労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 野波
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフ
【社会保険労務士】日比野大輔
【URL】http://www.4jh.jp/
【E-Mail】support@4jh.jp
【電 話】06-6945-5550
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