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川相いい仕事マガジン vol.133
発 行:川相商事株式会社
Kawai Syouji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 http://www.e4510.jp/
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川相マガジン e4510情報 (いい仕事情報)
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今年も、あっという間に半年が過ぎました。
新型コロナウイルス禍の対応で、日々の生活も安心して
過ごせない状況が続いていますが、
これをきっかけに、「オンライン」という言葉を
頻繁に聞くようになりました。
その中でも、会議ツールの種類では、Zoom、マイクロソフトチームズ、
Googleハングアウト、スカイプ、ウェアバイがありますが、
主流となっているのがZoomやマイクロソフトチームズ
ではないでしょうか?
当社でも、Zoomを使用してオンライン会議や打ち合わせを
おこなっています。
引き続き、新型コロナウイルス禍が終息するまで、
「オンライン」を活用し、感染防止対策を徹底し、
お客様と協力しながらこの状況を乗り越えていきたいと思っています。
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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with コロナ、after コロナ 経済の再始動について
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いつもメルマガをご愛読いただき、
どうもありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフで
コンサルティングをしています社会保険労務士の日比野です。
今回は、「with コロナ、after コロナ」における企業活動を
どのように指導していくのかを考えていきたいと思います。
数ヶ月前は、企業活動を停止してでも、
いかに感染を防ぐかが最重要課題でした。
しかし、現在は、企業活動の停止は行わず、
いかにリスクを抑止するかがテーマになっています。
その取り組みは、業種・職種、また企業ごとによって、
まちまちですが、このあたりを少し考えてみます。
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┃リスクは一体何か?
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コロナ問題の初期、そのリスクの大きさがわからず、
テレビから映し出される海外の様子に恐怖を感じていました。
感染者は溢れ、病院に収容されず、野戦病院のようなテントに、
ずらりと並ぶ重症患者をみて、明日は我が身と感じていました。
電車の中でくしゃみでもすれば、白い目で見られ、
マスク不足でマスクが買えずにいる人でさえ、非国民のように見られる。
そんな感じでした。
このような時のリスクは、コロナに感染することでした。
しばらくして、コロナ肺炎のリスクがわかってきました、
この病気には高齢者は重症化するが、若者は無症状のものが多く、
重症化することはほとんどないとわかってくると、
次は、人に感染させてしまうことがリスクとなりました。
そして、さらに、死亡する人の内訳をみると、
50歳未満の死亡率はどれくらいでしょうか?
0.1%を下回っています。一方、80歳以上は11%です。
(厚労省資料4月16日)
毎日、肺炎が理由で1000人余りの人が亡くなるそうですから、
そこから考えるとコロナ肺炎が特別危険だとはいえなさそうです。
ここまでわかってくると若年層においては、
通常のインフルエンザに近いリスクとも言えるので、
過剰に防衛し、経営活動が停滞し、
経済的なダメージがリスクとなります。
このようにコロナのリスクは時間の経過とともに
変容していることがわかります。
だから、これから過剰に防衛せず、経営活動を続けるのかといえば、
まだこの先、リスクが変容することが考えられます。
例えば、感染者が増加し、病床が足りなくなると、医療崩壊の恐れがあり、
感染すること、感染させることが大きなリスクとなります。
また、コロナが変態し、有毒性の高いものになった時には、当初のような、
罹患すること自体がリスクとなってきます。
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┃基準を作って欲しい
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コロナに対する対応について、
基準を示して欲しいと言われることがあります。
またそれを求める声も大きいと聞きます。
しかし、それは難しい。
なぜなら、リスク自体が変容していくからです。
対応の対象となるリスクが変容していくので、
その時々で、そのリスクを評価(アセスメント)するし、
時々で判断(マネジメント)するしかないのです。
ある一時期に作った基準で、紋切り型の対応をとれば、
大きな間違いを引き起こしてしまうことになるでしょう。
時々の状況に応じ、判断していくことです。それを社内に向け、
「その時々で、リスクアセスメントを行い、
判断を下していきます」と宣言する、
そういうことになると思います。
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┃そんな難しいこと、どうすれば良い?
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かつてGHQが持ち込み、日本の高度経済成長を支えたと言われる
TWI-JRという、マネジメント手法があります。
そこでは、リーダーが問題に対応する考え方の様式が教えられます。
その様式を紹介し、今回のメルマガを終えたいと思います。
《TWI-JR .職場の問題の扱い方の第2段階》
「よく考えて決める」
・事実を整理する
・事実互いの関係を考える
・どんな処置が考えられるか
・しきたりと方針を確かめる
・目的にはどうか、当人には、職場の者には、生産には,どうひびくか
・早合点するな
以上
労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 日比野
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフ
【社会保険労務士】日比野大輔
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【電 話】06-6945-5550
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