導入事例

導入事例

●設備稼働率向上により生産効率約25%UP

大手メーカーのK事業部では、請負開始後すぐに工場全体でのTPM活動がスタートしました。当社の請負部門も2チームに分かれて活動に参加しました。最初は活動推進も手探り状態で設備も古くなかなか効果が上がりませんでしたが、地道な活動をコツコツ続ける事で、1年後頃から大きな成果が見られるようになりました。活動そのものも認められるようになりK事業部を代表するチームとして認められ、他企業からの見学もあり、現在も積極的に活動を推進しています。

●Aチーム　8名体制から6名体性へ効率アップ（生産台数は増えています。）
●Bチーム　設備稼働率25%アップ

詳細は、TPM活動事例へ＞＞＞

●コスト削減で競争力強化し業績向上へ

大手部品メーカーのN社滋賀工場では、以前からアウトソーシングを導入していましたが、急な増産に対応できないと当社に依頼があり、取引を開始いたしました。
しかし、昨今の海外との競争などで業績がダウンし、リストラを行い、アウトソーシングも全部中止になりました。その1年半後に改めて請負の依頼があり、取引を再開いたしました。再開するに当たり、請負化の推進等を条件にコストダウンに協力し、継続的な習熟度の向上を図り、競争力強化に貢献しN社滋賀工場の業績向上につながりました。

●季節変動や市場対応型生産の急激な変化にも柔軟に対応

関西大手家電メーカーのP社A事業部は季節商品の家電を製造しています。季節商品を市場対応型で生産する場合には、増産開始時には約100名を2週間前後で増員する事が必要になります。又、販売状況や部品の供給状況での生産変更に対応することが必要です。さらに急激な生産ダウン時には。数十名の人員への対応も必要になります。その対応を30年以上も継続しており、フレキシブルな対応には自信を持っています。

小ロットの依頼にもスピード対応！

●伝票の発行、発送代行業務

お客様から毎朝伝票データを送って頂き、印刷して、送り先毎に仕分けし、それぞれ封筒に封入し、郵便局に引き取ってもらう　という流れです。毎日、数百件郵送しています。

単調な仕事で、わざわざ自社でやらなくても切り離して他社に任せられる仕事なのに、わざわざ人を雇って作業させたり、無駄にスペースをつかっていたりしませんか？

当社内でも、お客様の構内でもどちらでもお受け出来ます。

●盛土補強材加工工程

(1社内体制の変化で社員の異動とコア業務への集中。
(2)受注量の変動によるシフト生産変更等の対応リスク削減。
(3)古い設備の稼動の為、調整・操作にスキルと習熟度が必要。

● 請負開始に向けての派遣をスタート。
●他社派遣スタッフの移籍や管理体制等の各課題を打合せ、解決して請負スタート。
●5Sの徹底と現場改善を推進。
●生産変動にシフト勤務体制で対応。
●現場改善で歩溜まり率や生産効率が向上。

☆管理工程図や、作業手順書の改訂・整備を進める。
☆古い設備で、故障による稼動停止が頻繁にあったが、5Sの徹底とTPM活動で設備のメンテナンス力を高め、改良・改善を進めて、設備稼働率が飛躍的にアップ。
☆5S活動の更なる進化で、S・Q・C・Dで模範となる現場を目指す。

●恒温・恒湿槽の組立

(1)繁閑でのリスク削減。
(2)将来的なノンファクトリー化を目指し、適正な請負が出来る企業で外注請負を含めて請負拡大を図る。

● 請負開始に向けて閑散期対応、リーダー育成等の調整。
●請負を前提にした派遣をスタート【本体配線工程】し、技能習得・習熟、各データ収集と調整を行う。
●本体配線工程の請負スタート。
●順次【扉組立】【部品組付】の請負へ展開。（3工程請負）
●本体配線工程で、段取や作業方法も含めて現場改善を進める。

●本体配線から扉組立、部品取付と請負エリア拡大。
●部材供給がバラつく中で納期に対するスケジュール管理の共有・徹底を図り、創意工夫で工数削減。
●多能工化で工程バランスをとって、手待ち時間をなくし効率化。
●現在、全工程請負化や、別製品の組立の請負化を検討・推進中。
●将来的には調達から組立、検査、出荷を一貫して請負う「外注請負」を視野に入れて調整しています。

●製品組立への準備工程

請負開始と同時期に、お客様の工場全体でのＴＰＭ活動がスタートし、請負チームとして活動に参加。
洗浄機では、洗浄物の汚れや洗浄液そのものの影響で、配管詰まりや駆動部の動作不良が度々発生していたのですが、徹底した清掃活動から問題点を洗い出し、配管の素早い交換が行えるようにしたり、メンテナンス用点検窓を自作するなどの改善を行いました。
洗浄工程は洗浄液の濃度管理が重要ですが、洗浄槽の液面高さについて基準位置を設け、それとの液面差から補充する原液量を決定するなど、運営方法の改善を行いました。

●製品保管・出荷工程、輸出用集合梱包工程

請負化採用ポイント
(1)適正請負の実績
(2)その業務の経験・技能・ノウハウ
(3)工程管理責任者のリーダーシップ
(4)管理力（Ｓ・Ｑ・Ｃ・Ｄ、教育・研修等）、改善力
(5)要望への対応力創業以来、蓄積した物流・梱包に関するノウハウと適正請負の実績への信頼がポイントになりました。助走期間の6ヵ月（派遣）で(3)(4)(5)を確認後、請負実施。

製品保管・出荷工程の請負では安全・正確な作業と在庫管理の精度が求められる。また、輸出用集合梱包ではランク分けされた部品のマッチングノウハウ、製品を守る強度や安全性に基づく梱包仕様の設計や改善のノウハウが重要になります。
新製品への対応や輸送中の荷扱いに対する対策など、梱包材料の選定、梱包仕様の改善をはじめ、作業の改善、人員配置の工夫などで合理化を進め、お客様の要望にお応えしてきました。

●季節家電の組立

季節家電の生産変動に対応すべく、人員の変動にも通常時、緊急時共に対応できる体制を構築。（重要工程を含めて多能工化推進。人材確保と緊急時対応でのスポット勤務者の確保、他）

以前より、全ラインの梱包工程の請負を行っていたが、2シフトでの生産スタートと同時に、夜勤での製品組立から梱包までのライン全体の業務を習得。
以後、派遣法の改正と共に派遣への切替を経験し、以後抵触日への対応を迎えるにあたり、組立ライン全体の請負を準備し、スタート。

毎年、習熟度も上がり、生産計画に基づく生産量の確保にもつながっている。5Ｓ、ＱＣなどの現場改善の取り組みにより、生産性向上を推進しています。（900台/hから1,100台/hへ）

●オイルコントロールバルブの組立

請負開始を目標に準備スタート。リーダー、作業スタッフ育成スタートと同時に、月2回の請負化推進会議を実施し、各課題・問題点の解決を図る。
過去の生産実績、稼働時間、設備稼働率、タクトタイムや年度生産計画等の必要データを提出して頂き、単価設定を行い、請負基本契約及び個別契約を締結して請負スタート。請負推進会議を継続し、現場での課題解決を積み重ねる。請負開始と同時に工場全体のTPM活動がスタートし、請負チームとして積極的に参加。

TPM活動を積極的に推進する中で、当初は活動も手探り状態で設備も古く、なかなか効果が上がらなかったが、地道な活動をコツコツ続ける事で、1年後頃から大きな成果が見られるようになりました。
また、活動そのものも認められるようになり、工場を代表するチームとして認められ、他企業からの見学もあります。