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  川相いい仕事マガジン vol.8
   発 行:川相商事株式会社
   Kawai Syouji Group
   『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 http://www.e4510.jp/
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【知って得する雑学クイズ!】の答えは一番下↓↓

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  「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
  労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
  労務対策シリーズ—☆★☆
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    弁護士大不況時代と労使のトラブル
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あけましておめでとうございます特定社会保険労務士の日比野です。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
新年のご挨拶の後、すぐに昨年の話をするのもおかしいですが、
昨年12月8日に放送された「ワールドビジネスサテライト」をご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?

同日の特集テーマは「弁護士大不況時代」。ここでは、今、弁護士が増え、競争が激化しているという。
昨年から、借金返済の過払金返還請求を請負う弁護士が増加した。この業務は、弁護士にとり、
コストパフォーマンスに優れた業務なのだそうだ。

しかし、この業務も競争が激化し、思うように利益があがらない。
そして、弁護士がインタビューで、次のように答えています。
「過払いの返還請求に代わる業務を見つけなければならない」
「その業務の一つとして、労働者から企業への請求業務が検討される」

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┃弁護士にとってコストパフォーマンスに優れた業務
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労使トラブルに関連するもので労働者側につく事案は、
弁護士にとっては過払い請求に代わる収益性の高い業務になりうるといいます。

それは言いかえれば企業に対して書面で請求を起こせば、
即、金員の支払いを余儀なくされるという企業が多いのだと言えます。

現にWEB上で、労働者からの相談を募集する法律事務所のページも多数見られます。
この傾向は、今年、強まると思われますので、企業は今年早々に何らかの対応が必要だといえます。

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┃考えられる請求は次のよう事案
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では実際にはどのような請求が増えるのでしょうか?
大きく分けて次のような請求が増えると思われます。

【弁護士名義での請求が増えると思われる案件】
1.サービス残業に関連した請求
2.解雇に関連した請求

1のサービス残業に関する請求で気をつけるべきケースとして、
①飲食店やサービス業の店長を管理職として処遇している場合などの割増賃金請求、
②年俸制を採用している場合、
③デザイン業などの裁量労働をしている事業、営業職などで残業代の定額払いをしている場合など。

これらは、請求があれば、すぐに支払いを余儀なくされるケースも多いかと思われます。
一度、専門家に自社の状態を診断してもらうことが検討されます。

次に、2の解雇に関する請求ですが、昨年の不況下での雇用調整の中で、
解雇や雇い止めに関する問題が増えています。

特に目立つのが、パートタイマー等の有期の非正規社員を契約更新をしない場合などです。
契約更新が複数にわたっている場合や契約年数が何年にも及んでいる場合は、
非正規社員ではなく正社員の解雇と同じような扱いと考えられ、こちらも注意が必要です。

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┃コトが起きる前の対応がコトなきを得ます
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これらの問題は、就業規則や雇用契約書式をしっかりとして手順を踏んで
制定しておけば大きな問題とはなりません。

また、これらを施行する場合には、しっかりと社員の意見を聞く機会を設け、
コンセンサスを形成しつつ進めることが肝要です。

また、労働契約法施行以降、これらの手続がなければ、
就業規則自体が無効と判断される可能性もあります。
また、解雇についてもコミュニケーションを図りながらやれば、そうそう大きな問題とはなりません。

しかし、一旦、弁護士からの請求があってからでは、もう手の打ちようがないのです。
コトが起こってからではそれこそ後の祭りなのです。

企業は、「ひと」があってこそです。
今年は特に、労使がよく話し、協力してコンプライアンスについて考えることが、大事だと思われます。

今年もこのメルマガが、労務担当者様の転ばぬ先の杖となれるよう作文していきたいなと思っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

 

   労務管理事務所 フォージョウハーフ
   人事労務コンサルタント 日比野 大輔  Hibino Daisuke
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 「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
  労務管理事務所フォージョウハーフ
  【代表者】日比野大輔
  【URL】http://www.4jh.jp/
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   川相マガジン   e4510情報 (いい仕事情報)
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◆新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 昨年度末、突如として急浮上してきた製造派遣禁止法案・・・。
 暫定措置こそ考慮されているものの、今後の製造業への派遣の受け入れは
 非常に厳しいものとなります。

 そこで私たちは、【請負化の目的と社会への貢献】を人財育成と位置づけます。
 近い将来、きたる製造業への派遣禁止にも動ずることなく法令遵守かつ
 円滑な運営を推進する為にも、ご参考としてください。

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川相マガジンは、川相商事が考える人財育成をテーマに配信していきます。
どうぞ、宜しくお願いいたします。

 

【知って得する雑学クイズ!】の答え

ドバイショックなど最近話題の多いドバイですが、
このたびそのドバイに世界一高いビルが完成しました。そのビルの名称は?

(1)ブルジュ・ドバイ
(2)ブルジュ・ハリファ
(3)TAIPEI 101

答えは、(2)の「ブルジュ・ハリファ」です。建設中は「ブルジュ・ドバイ」と呼ばれていましたが、
完成し、正式名称として「ブルジュ・ハリファ」となりました。
ハリファは、ハリファUAE大統領の名から取ったそうです。

このビルの高さはなんと828メートル!160階建だそうです。
これだけ高いとエレベーターも高速化が必要で、秒速18メートルとなり、
こちらも世界一のスピードだそうです。

ちなみに、それまで世界一だったビルは台湾の「TAIPEI 101」で508メートルです。
なので一気に320メートルも高くなったと言う事ですね!

日本でも「東京スカイツリー」(634メートル)が建設中ですが、それよりも
はるかに高いと言う事になります。

現在、日本で一番高いビルは横浜のランドマークタワー(296メートル)ですが、
今建設中の物を含めると、大阪阿倍野の「阿部野橋ターミナルビル」(300メートル以上)
が日本一となります。2014年の完成予定なので、今から楽しみですね。
関西経済復権のシンボルとなるといいですね。