Vol.50【会社のパソコンの私的利用について】
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川相いい仕事マガジン vol.50
発 行:川相商事株式会社
Kawai Syouji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 http://www.e4510.jp/
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【知って得する雑学クイズ!】の答えは一番下↓↓
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフの社労士、小西繁雄がおくる
“みんなを幸せにする労働法務”—☆★☆
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従業員のなかに私的に会社のパソコンを利用する者がいたら?
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多くの会社では、さまざまな業務にパソコンが使われています。製造現場に
おいても、ある種の業務にはパソコンが使われることもあるでしょう。
パソコンは便利でインターネットにつながっていれば、いろんな情報を得る
ことができますし、ゲームを楽しむこともできます。ネットで株やFXなど
の投資をすることもできます。
では、パソコンを業務の目的以外で使うことに対する明確なルールはあるで
しょうか?
法律上でいえば、従業員は、職務時間中は、会社の職務に専念する義務が
ありますので、業務時間中に私的にパソコンを使用していれば、職務専念義務
違反となるでしょう。
では、休憩時間はどうでしょうか?
休憩時間であっても、当然に会社のパソコンを自由に使えるわけではありま
せん。
休憩時間でも、会社の車を自由に乗り回してはいけないことと同じですね。
ただ、休憩時間にニュースを見ることなどは、事実上、黙認されているケース
もあります。
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┃では、業務時間中にほんの数分、パソコンを私的に利用していたら?
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休憩時間にパソコンを使ってインターネットで、ニュースを見ることなどが
黙認されていると、ついつい、業務で手が空いた時間にも、「ちょっとぐらいなら…」
とパソコンのインターネットで、自分の興味のあることに利用したりしないで
しょうか?たとえば、ほんの数分、FXの投資をしてみたり、、、
どんな人の心の中にも、残念ながら出来心は存在します。
最初はほんの数分が、数十分、数時間、、、
そして、毎日、数時間におよんで業務に関係のないパソコン利用が見つかったら、
懲戒処分、最悪の場合は解雇せざるを得ないかもしれません。
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┃どのように対応すべきか?
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これだけパソコンが普及して、特に業務のどこかに事務的な作業がある仕事では、
パソコンと業務は切っても切れない関係になっています。
ただ、パソコンの私的利用について、きちっとしたルール作りが出来ていない
企業も多いと思われます。
しかし、ルールが無いと、上司や管理職や周りの社員も何を根拠に注意して
いいのか分かりづらいし、それが結果として社員のちょっとした出来心を増殖させ、
不幸な結果を招くことにもなりかねません。
そこで、やはり、きちんとした方針のもとに、ルール化して、従業員に教育して
おくことが大切だと思われます。
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┃ルール作りは就業規則で!
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職場には、みんなが不快な思いをせず、お互い信頼して仕事ができるように、
みんなが守るべきルールを定めておくことが必要です。
そして、もしルールを守らない人がいたら、みんなの幸せを守るために、厳格に
懲戒などの処分を行う必要があります。
ただ、ルールは就業規則にきちんと定めておかないと、懲戒処分や解雇など
をすることができません。
やってはいけないことだと知らされていなかったのに、何かをしたら、それは
いけないことだと言って、懲戒されたら、いわば不意打ちを食らわされたことに
なりますね。
そのような不意打ちを防止するためには、きちんとみんなが守るべきルールを
就業規則に定めておく必要があるのです。
そして、就業規則は、単なる法律上の規制としてではなく、みんなが守るべき
「人として正しいこと(道徳)」の教育ツールとして整備して、活用することを
お勧めします。
今回は、会社のパソコンの私的利用という観点から考えてみましたが、それ
以外のルールについても、今一度、自社の就業規則に何が書かれているか、
どのように社員教育に活用しているかを考えてみられてもいいかと思います。
労務管理事務所 フォージョウハーフ
人事労務コンサルタント 小西 繁雄 Konishi Shigeo
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフ
【所長】小西繁雄
【URL】http://www.4jh.jp/
【電 話】06-6945-5550
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【知って得する雑学クイズ!】の答え
かつてパーソナルコミュニケーションツールの「王座」であった、
携帯各社のキャリアメールですが、スマートフォンの普及とともに、
各種SNSのメッセージサービスにその座を奪われようとしています。
さて、日本でもっとも普及しているSNSのメッセージサービスはどれ?
(1)LINE
(2)カカオトーク
(3)Facebook
正解は、(1)のLINEです。
LINEは2011年6月に登場し、わずか2年で全世界の
ユーザー数が1億3000万人を突破し、爆発的に利用者が
増えています。
とりわけ日本では、LINEが他のSNSメッセージサービスの中で
群を抜いて普及しています。
このLINEが普及したのには、ひとつの原因があると言われています。
スマートフォンの普及とともに、NTTドコモはこれまでの携帯メールを
スマートフォンでも利用出来るよう「spモードメール」を開発しました。
ところが、この「spモードメール」の使い勝手が、著しく悪く
そのスマートフォン版アプリ/サービスが、あまりにも稚拙で
ひどいものだったため、ユーザーからキャリアメールの
利用を遠ざけたと言われています。
そのタイミングと重なるようにLINEが登場しました。
「spモードメール」に対し、LINEは当初からスマートフォンでの利用を前提に
開発・デザインされており、サクサクと動く動作速度の速さや、
タッチパネルでの使いやすさにこだわったシンプルな操作体系、
そして絵文字やデコメに代わる「スタンプ」機能など、
スマートフォンで使いやすくするために工夫が随所に凝らされており、
利用者の支持を得たと言われています。