Vol.187【日本の健康寿命】
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川相いい仕事マガジン vol.187
発 行：川相商事株式会社
Kawai Shoji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン e4510情報 （いい仕事情報）
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先日、電車に乗っていると、近くにいる男女の大学生の会話が聞こえてきました。
一人の女性が学校の先生になりたいと言っており、そのために資格の取得や勉強をしているとのことでした。
その会話を聞いて、志をしっかり持っている学生がいることにとても嬉しくなりました。
今、日本では学校の先生が不足しており、働き方や取り巻く環境も年々厳しくなっていますが、
それでも、目指す方向に向かって行動する姿勢には、私も勇気をもらいました。
今後、当社の社員が一人でも誰かに勇気を与えられる存在になれれば嬉しいです。
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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日本の高齢者は元気なのか
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いつもメルマガをご愛読いただき、どうもありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフで
コンサルティングをしています石橋と申します。
日本は世界の中でもトップクラスの長寿国です。
平均寿命は男女とも80歳を超え、女性の寿命は世界第一位です。
では、高齢者の生活はどのようなものでしょうか。
元気に畑作業に勤しむ人もいれば、施設で一日を過ごす人もおり、個人差は大きいと感じます。
高齢化が進むにつれどんどん伸びる老後の時間、
できれば病気せず、元気に楽しく過ごしたいものです。
今回は健康寿命について考えてみようと思います。
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老後は寝たきりが10年続く？
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健康寿命とは「心身ともに健康で、自立して生活できる期間」のことで、
言い換えれば「支えなしで日常生活が送れる状態」と言えます。
「心身」とあるので、体が丈夫なだけでなく、精神的に元気であることも大事なポイントです。
実は日本、この健康寿命と平均寿命の差が10年ほどとかなり長いです。
つまり「死ぬ前に寝たきりの期間が10年も続く」ということです。
そう聞くとかなりインパクトがあるのではないでしょうか。
私の祖母も、晩年は施設に入居していました。
元気に働いていた祖母も年々小さくなっていき、
体を思うように動かせず不自由な生活を送っていました。
結局帰宅することがかなわないままとなってしまいました。
ファストフード店やコンビニで高齢者が働いているのを見ると、
日本は「高齢者が元気な国」という印象を受けますが、
実際は多くの高齢者が寝たきりで不自由な生活を送っています。
やりたいことがやれないまま、不自由な体で人生を終えるなんてとても悲しいですが、
実はそんな高齢者がたくさんいるのが日本の現状です。
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どれだけ長く働けるかが老後のカギになる
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冒頭述べた通り、日本の平均寿命は80歳を超えています。
60～70歳でリタイアした後、約20年生きると考えると、
皆さんどうお感じでしょうか。
なかには、貯蓄や年金など、不安を感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。
ところで皆さん、将来受けられる年金額をご存知でしょうか？
もちろん人によって違いますが、ざっと平均「月14万円」だそうです。
夫婦月14万円で生活、もし家が賃貸なら、そこに家賃の支払いも乗っかります。
これを聞いて、どう感じられたでしょうか。
私は、蓄えがないとなかなか厳しい金額だと感じました。
年金だけを頼りに生活するのは難しいように思います。
これからの日本を生きる上でのポイントは「いつまで元気に働けるかどうか」だと思います。
そしてそれにはもちろん、健康寿命が関わってきます。
14万円の年金に加えて、もし月10～15万円を稼げたら、
少し生活にゆとりが生まれるのではないかと思います。
そのために必要なことはまさに「死ぬまで健康でいること」だと思います。
また、年金受給年齢が75歳まで繰り下げ可能になりましたが、
これには年金受給年齢を引き上げたい国の思惑があるでしょう。
そう考えても、元気な体を保つことが大事だとわかります。
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働く意味を考える
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最近では、いろんなところで高齢者が働いているのを見るようになりました。
先ほども述べたように、コンビニに入ると元気に働く高齢者を見る機会も増えたのではないでしょうか。
元気に働く高齢者を見ると、自分も頑張らないとという気持ちが湧いてきます。
では、高齢者が仕事をしている理由は何でしょうか。
総務省のデータによると、どの年代も「収入が欲しいから」がトップですが、
それに次ぐ理由として「働くのは体によいから、老化を防ぐから」が挙がります。
働くことで健康を保つという考え方です。
また、「仕事そのものが面白いから」
「仕事を通じて友人や仲間を得ることができるから」という理由も見られます。
仕事をどう捉えるかは人によって違うと思います。
「生活のために働かないといけない」と考えるのではなく、
仕事を生活の一部ととらえて取り組むことで、
心身の健康に良い影響を与えるのではないか、そのように感じます。
給料以外のところに仕事のやりがいや意味を見出せるか、
高齢者に限ったことではないですが、これが大事だと感じます。
自分は何にやりがいを感じているのか、一度考えてみるのも良いかもしれません。
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インターネットをどれだけ活用できているか？
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話は変わりますが、皆さん「普段使っているシャンプーをamazonで購入する」ことはできますか？
「Instagramのストーリーを投稿する」のはいかがでしょうか。
そんなこと普段からやっているよという方もいれば、
そうでない方もいらっしゃるのではと思います。
実はこの差、大きな違いを生むのではと感じています。
目まぐるしく変わる世の中で、新たなサービスがたくさん生み出されます。
これらを活用しようとするか、いわば興味を持てるかが、健康寿命の延伸にも大きくかかわると感じます。
新しいことに挑戦することが、
健康寿命を延ばすことに直接影響するわけではないですが、
どのような気持ちでいるかが大事だと考えます。
前半でも述べた通り、健康寿命は精神的な健康、若さを保つことも大事なポイントです。
最近よく聞くあのサービス、どんなものなのだろうとチェックしてみることも、
脳や心に良い影響を与えるのではないかと感じます。
「今までの当たり前を変えてみる」、いつも通りではなく、
いつもと違う行動パターンを試すことが将来を変えるきっかけになるかもしれません。
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心を若く保つ
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老後の健康と聞くと、適度な運動や健康的な食事など、
体のコンディションを整えることをイメージしがちですが、
それと同じくらい心の健康を保つことも大事で、
それが健康寿命に関わっていることをお話させていただきました。
私自身、なんとなく1歩が踏み出せずそのままになっていることがたくさんあります。
それが「心の老い」を生んでいます。
積み重なるとどんどん時代についていけなくなってしまい、行動も消極的になります。
心の状態は、行動に影響を及ぼすと感じます。
新しいSNSを始める好奇心や、
人からおすすめされたものを試してみる素直さを持ち続けられるか、
これがカギになると思います。
今の自分に必要かどうかではなく、
どんなものか試してみようかな、というくらいの軽い気持ちでよいと思います。
慣れないことに飛び込んでみることは良い刺激になると感じます。
私自身かなり腰が重く、新しいものに飛び込む勇気をなかなか持てない課題があります。
わからないことが増えることに危機感を持ちつつ、
今の当たり前を疑って、新たな行動を起こしてみようと思います。
労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 石橋
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフ
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