Vol.145【コロナ収束後の働き方】
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川相いい仕事マガジン vol.145
発 行:川相商事株式会社
Kawai Syouji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン e4510情報 (いい仕事情報)
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当社では今年も会社全体で改善の取り組みを行ってきています。
改善がいろんなことにつながる重要なことと理解しているからです。
最近は個人・チームともに提出期日よりも前に出てきています。
以前は催促し、一緒に案を考えたり、手がかかる事が多かったものです。
しかしながら年月を重ねるごとに相談なり提出が早くなってきています。
朝礼などで当社の考え方でもある
地味な努力を積み重ねる、常に創造的な仕事をする。など
華やかではないことの積み重ね且つ日々の仕事に疑問を持つなど
いろんな項目があるのですが
各項目に対してエピソードの共有をしています。
同僚がどのようなことを考え行っているのか知る機会となり
大きな刺激となっています。
それぞれの経験値の違いでおこなっている内容は違いますが、
だからこそ大きな気づきを共有し成長へと繋がっていくと考えています。
今後も社員間での経験値の共有をすすめ、
皆様とともに発展してまいりたいと思います。
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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コロナ収束後の働き方
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いつもメルマガをご愛読いただき、
どうもありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフの日比野です。
コロナ収束後は、どのような働き方になるのか。
それを考えてみたいと思います。
予言者のように「コロナ後はこうなる!」と、
私に言い切ることはとてもできません。
ですので、コロナ後がどうなるのかのヒントになりそうな、
私が実際に感じていることを書いてみたいと思います。
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┃リモートワークができない会社は危ない
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昨年4月のコロナ危機初期、
多くの会社が手探りでリモートワークを始めました。
当初リモートワークによって、
全体として生産性が下がるのではないかと言われました。
総じて、デメリットの方が多いのではないかとも言われました。
しかし、実際にはこんな声が聞こえてきました。
「全体としての生産性が上がった」
「一人一人に集中して業務を遂行できる環境が生まれ、生産性が向上した。」
「責任感のある人、自己完結できる業務を持っている人には、
非常に働きやすい環境が生まれた。」
「場所の制限がなくなり、コミュニケーション量が増えた」
リモートワークによって、移動時間が大幅に減少しました。
それにより1日に2人しか会えなかったのが、Zoom等のツールを
使用することにより、3人、4人の人と会うことが可能になりました。
本来、意欲的で主体的に働く人にとって、
リモートワークは非常に良かったようです。
一方で、こんな声を聞きました。
「(リモートワークで)週2、3日の出社に慣れたから、
週5で働くのはしんどいなぁ」
ニュアンスを伝えづらいですが、在宅ワークは休み、また休みに近いような
働き方と捉えている、そんな人もいらっしゃったように思います。
また、その中で、リモートワークを前提とした
採用を行う会社が増えてきました。
大阪が本社であるにも関わらず、北海道や沖縄、時には海外から
採用するような企業も出てきました。
これは採用市場においても、影響が大きそうです。
リモートワークが可能であることが、採用市場で勝つためには、
大切な要素になると思われます。
☞リモートワークが普通になる。
リモートワークをしない会社は不利になる?
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┃労働基準法が無視される?
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最近、本社を国内ではなく、海外に置く企業が増えています。
また、これまで社員が従事していた業務は外注するという
企業が増えてきました。
どうしてこうなるのか?理由は「労働基準法が面倒臭いから」
だと言います。
海外に本社を置くあるベンチャー企業の経営者が
こんなことを言われました。
「みんなで一緒に熱く働きたいだけなんですよ。
みんなで夢を追いかけて、一緒にお酒を飲んで、一緒に笑って、泣いて、
喧嘩してっていう働き方をしたいんです。
でも、そんな働き方をすると、すぐブラックだとか、
パワハラだとか言われるでしょ?」
外注を多用する会社の本音もそのあたりにあります。
労働基準法の制約をうけない個人事業的な働き方が増えそうです。
DX化で外資系企業が日本市場にさらに入ってきます。
このような企業がライバルになる以上、
労働基準法の制約を受ける企業もその影響を受けざる得ません。
労働基準法の制約の中で、
活躍できる人材をいかに確保するかがテーマになりそうです。
☞労働基準法の制約を受けない個人事業が増える。
そういう企業がライバルになる?
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┃優秀な日本人を採用できなくなる?!
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コロナになって、海外に拠点をおく人との交流が増えました。
アメリカのIT企業で働くあるSEが言われました。
「日本の大企業はまずい。一緒に仕事をすることができない。
お客様にはなるけど、ビジネスパートナーにはならない」
理由はこうです。日本の大企業とアライアンスしてシステム開発をする。
日本人のエンジニアは、上司の顔色を伺うことが一番になっている。
上司から怒られないことを主眼にして、顧客や市場を見ていない。
そして、仕事は遅いし、発想の視野も狭い。
そして、コンプライアンスを重視するあまり、
「できない、無理」が多すぎるというのだ。
優秀なIT系人材は、このような企業で働くことを望まない。
そんな人も多いであろう。
実際、今、IT系の中でも映像系・動画系の優秀な人材は、外資系企業に
奪われて日本企業が採用できないというのだ。
具体的にはNetflixやテンセントに日本企業の2~3倍くらいの
報酬で雇われているのだという。
また、高度な技術力をもつ中小企業への発注で、
外資系企業の割合が非常に増えているらしい。
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┃華僑 ▶︎ 和僑
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シンガポールという国は、華僑と呼ばれる中国系の人々が中心となって
成り立っているのだと言います。
今、和僑という国籍や肩書きにとらわれず活躍しようという人が
生まれようとしています。
そのような人たちが結びつき、変幻自在のビジネスコミュニティが
生まれようとしている、そう感じます。
このような会社は本社を、国内ではなく、
シンガポールや深圳などにおくでしょう。
少し先の未来、和僑とよばれる存在が世界で輝きを放つかもしれません。
華僑の人々は、「信頼」を大切にします。
国という枠を飛び越え、コミュニティを維持するために、法ではないが、
何かルールを必要とします。信頼を生むルールとは何か?
自然、それは道徳となるしょう。
実際、華僑系の人々は儒教的な道徳を重んじます。
実際、深圳系の経営者は陽明学をはじめとした儒教を熱心に勉強します。
コロナ・DXは一層のグローバル化を進めるでしょう。
その中で、「信頼」が重要になると言います。
ちょっと非現実的な考え方に思えるかもしれませんが、何か儒教的な勉強を
始めるのは、コロナ後の世界を生きるためには大切なのかもしれません。
労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 日比野
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフ
【社会保険労務士】日比野大輔
【URL】http://www.4jh.jp/
【E-Mail】support@4jh.jp
【電 話】06-6945-5550
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