Vol.172【求職者状況】

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川相いい仕事マガジン vol.172
発 行:川相商事株式会社
Kawai Syouji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン   e4510情報 (いい仕事情報)
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今年も1年の終わりが近づき、
当社で行っている「自職場改善活動」が締め日を迎えました。
これは正社員全員が対象で、自身で設定したスケジュールに基づき、
QCストーリーを報告書にまとめます。

これは、製品・サービスの品質向上を目的とし、
優れた改善事例を提出する方を表彰しています。

今後も改善活動を進め、生産性を向上し、
より高品質な商品・サービスをお客様にお届けします。

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  「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
  労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
  社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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昨今の求職者状況について
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いつもメルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフでコンサルティングをしています石橋です。

コロナも落ち着き始めてようやく経済も動き出し、
すっかりコロナ前の状況に戻ったように感じます。
街を歩くと多くの外国人観光客が買い物をし、
居酒屋では夜遅くまで多くのお客さんでにぎわっています
(とはいえまたコロナが流行っているとのことで、
自分もあまりたがを外してはいけないなと思っております)。
体感としては元の賑わいを取り戻したというような感じがしますが、
経済の状況はどうでしょうか。

今回は求職者の状況から、日本の経済の動向、また仕事を進めるうえで
大切なことについて考えてみようと思います。
私は、実は現在28歳(男性)です。
同年代の友人たちの声を参考に、
また私自身の気持ち(不安や思い)を交えながら、書いてみたいと思います。

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数値から見る日本の雇用状況の現状
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まず初めに、有効求人倍率を見てみます。
有効求人倍率とは「仕事の数(有効求人数)」を
「仕事をしたい人の数(有効求職者数)」で割った数値のことで、
「1」より大きくなるほど求人数が多く(売り手市場)、
「1」より小さくなるほど求職者が多い(買い手市場)ということを表します。
令和5年9月の有効求人倍率は1.29倍で、ここ数カ月は同水準で推移しています。
ビフォーコロナの令和元年の有効求人倍率が1.60倍だったことを考えると、
求職者にとってやや厳しい状況ですが、とはいえ値が1以上の、
いわゆる売り手市場であることがわかります。

ちなみに、バブル期のピークだった1990年7月の有効求人倍率は「1.46」倍、
2008年に起こったリーマンショック直後の数値は「0.4」倍と、
有効求人倍率は国内の景気判断を行う際の代表的な指標であることがわかります。
現在の「1.29」倍という数値は、バブルの方に近い数値といえます。
また、労働力人口に占める完全失業者の割合を表す「完全失業率」は、
令和5年9月の時点で2.6%とこちらもコロナ以降同水準で推移しています。
こちらの数値も、日本の雇用状況を見るうえで重要な数値です。

いずれにせよ、求職者を取り巻く環境は
ゆっくりとコロナ前の水準に戻っていることを表しています。

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転職市場について
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このように経済状況や休職者を取り巻く環境は、
すっかり元通りとは言えないものの、
ある程度の水準までは戻ったと言えるのではないかと思います。
確かに求人応募についての話をよく聞きますし、
テレビをつけると転職支援会社のCMを毎日のように見ます。
それだけ求人活動がいたるところで行われているのだということがわかります。
それでは、今仕事を探している人は、職場に何を求めているのでしょうか。

ここからは「アフターコロナの職場環境に求める要素」について見ていきたいと思います。
(R4.厚労省毎月勤労統参照)各種アンケートからは以下の要素を重要視されているようです。
①ワークライフバランス
仕事とプライベートの時間配分の調和をワークライフバランスと言います。
プライベートの時間を充実させることでストレスや疲れを軽減し、
生産性や幸福感を高めることができると言われています。
コロナ以降に限ったことではないですが、
テレワークや時差出勤など新しい働き方が広まった今、
自分の生活を軸に置いた働き方を重視している人が増えているようです。
②キャリアアップにつながるかどうか
この職場で働くことで将来役立つスキルが身につけられるか
どうかを考えて仕事を探す人もいるようです。
社会情勢が大きく変わったことで安定して働くことに価値を見出した結果、
仕事選びにも大きな影響を与えているようです。
③やりがい
「いま自分がその仕事にやりがいを感じるか」が大きな指標になっていると言います。
これは20代の若者に多く見られる傾向です。最近の若者の傾向として
「社会に役立つ仕事をしたい」と漠然と思っている人が多いと聞いたことがありますが、
その影響も出ているのかなと感じました。

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一生稼いでいける力をつける
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各種アンケートからは、コロナ禍以降、自分のライフスタイルに合わせた働き方、
将来のキャリアを意識した職場選びをする人が増えているようです。
ここ数年で社会環境が大きく変わりました。
それに合わせ、求職者のニーズも大きく変化しているのだ、
そのようなスタンスが大切になると考えます。
ただ、ここで大事になってくるのは、
「自立した力をつける」ということではないか、そう考えます。
自分の生活に合わせて働くには、実力が伴っていないといけません。
厳しい見方ですが、目先の楽さを優先した働き方を続けた人には、
悲惨な老後が待っていることは、各種統計データからも明らかです。
そのために「与えられた仕事が自分にとっての天職なのだ」と、
素直に謙虚に学ぶ姿勢をもって、
自らの実力を貪欲に高めることではないかと思うのです。
先ほどの「職場に求めるもの」を見ると、どれも受け身な感じがします。
仕事を「与えてもらう物」とのんびり構えていては
ただ時間が過ぎるだけで何も身につきません。

自分の理想の働き方をするために、
たとえ大変だとしてもやるべきことをきっちりやることが、
結局将来の「楽さ」につながるのではないでしょうか。

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最後に
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求人サイトを見てみると
「ワークライフバランス重視!」「完全週休二日制」「年間休日120日以上」という言葉が
でかでかと書かれているのに気づきます。
とても魅力的に映りますが、そこを最重要事項に置いた仕事探しは、
果たして自分にとって良い影響を生むでしょうか。

働く意味は一人一人違います。
また人生のステージによっても求めるものは異なるでしょう。
どうしても周りの協力を得ながら働かないといけないときもあるかと思いますが、
大事なのは「自分は周りのサポートを受けて働くことができている」ということを
忘れないことだと考えます。
ここ最近、自分の利益を優先させる人が多いと言われます。
私自身も余裕がなくなると、どうしても自分のことを優先させてしまったりして、
後から反省することがあります。
大事なことは「人は一人では生きていけない」ということを
わかっておくことだと思います。

職場で働くメンバー一人一人がこの意識を持ち、協力しながら働く環境が整っていれば、
社会に良い影響を与え、ひいては国に良い影響を与えていくと信じています。

労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 石橋

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 「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
 労務管理事務所フォージョウハーフ
 【社会保険労務士】日比野大輔
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 【E-Mail】support@4jh.jp
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