Vol.206【生産性】
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川相いい仕事マガジン vol.206
発 行:川相商事株式会社
Kawai Shoji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン e4510情報 (いい仕事情報)
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川相商事では、請負現場の管理者を養成する社内研修プログラム
「創喜感働塾(そうきかんどうじゅく)」を実施しています。
先日の研修テーマは「品質保証」です。
製造業務請負では、品質管理・品質保証の考え方は非常に重要です。
これは、人材派遣事業との大きな違いの一つでもあります。
研修では、「品質を作りこむ」という考え方や、
現場管理者として求められる役割について学びました。
川相商事では、責任の大きい生産部門を安心してお任せいただけるよう、
これからも人材育成に取り組んでまいります。
「創喜感働塾(そうきかんどうじゅく)」についてはこちら
https://www.kawai-g.com/staff/juku/
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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生産性について
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いつもメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフでコンサルティングをしています岸田と申します。
「日本は生産性が低い」
ニュースや新聞で、一度は目にした言葉ではないでしょうか。
実際、日本の時間当たり労働生産性は、OECD加盟38カ国中28位となっています。
(参考:公益財団法人 日本生産性本部「労働生産性の国際比較2025」)
ただ、日頃いろいろな会社に伺っていると、少し不思議に思うことがあります。
日本人は、そんなに働いていないのでしょうか。
朝から夜まで仕事をして、忙しいときには残業をして、お客様から連絡があれば対応する。
一人ひとりを見ると、真面目に、一生懸命働いている人が多いように思います。
それでも、日本の生産性は低い。
今使っている1時間を、もっと価値のある1時間にできないか
今回は、そんな視点から生産性について考えてみたいと思います。
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「忙しさ」と「生産性」
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そもそも生産性とは、
「投入したものに対して、どれだけの成果を生み出したか」
を表すものです。
今回取り上げる労働生産性は、
働く人や労働時間に対して、どれだけの付加価値を生み出したかを表す指標です。
例えば、同じ成果を出す仕事でも、
100時間かかる会社と80時間でできる会社があれば、
後者の方が生産性は高くなります。
つまり、「忙しい会社=生産性の高い会社」とは限りません。
理由は、デジタル化の遅れ、設備投資の不足、長時間の会議、
複雑な社内手続き、意思決定の遅さなど、さまざまな分析があげられています。
今後、人を増やすことはだんだん難しくなっていくと思います。
だからこそ、今いる人が使っている時間そのものに目を向ける必要があります。
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全員で追いかける数字
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経営者であれば、
「売上を上げたい」「原価を下げたい」
と考えるのは当然だと思います。
利益がなければ、会社を存続させることも、
設備に投資することも、給与を上げることもできません。
ただ、会社全体の売上や利益だけを社員に示して、
「今年は売上を10%上げよう」
「もっと経費を削減しよう」
と伝えても、社員にとっては少し遠い数字かもしれません。
社員にとっては、自分の仕事や生活とのつながりが見えにくい数字でもあるからです。
そこで、一つの物差しになるのが、【時間当たり採算】です。
これは、「自分たちの1時間が、どれだけの価値を生み出しているか」を見る数字です。
例えば、粗利益100万円を生み出す仕事に、100時間かかっていたとします。
それを、仕事のやり方を変え、80時間でできるようになった。
同じ100万円でも、1時間当たりに生み出す価値は高くなっています。
そして私は、ここで生まれた20時間にも、
100万円という数字と同じくらい目を向けたいと思っています。
会社にとっては、その20時間を新しい仕事に使うことができます。
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生産性が上がると、選択肢が増える
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私は、生産性を考えるうえで、
この「選択肢が増える」ということが大切だと思っています。
生産性が上がり、会社に利益と時間の余裕が生まれれば、
その使い道を選べるようになります。
賃金を上げる。
新しい設備を買う。
新規事業に挑戦する。
人を採用する。
社員教育に力を入れる。
あるいは、労働時間を減らすこともできます。
これまで仕事に使っていた時間が減れば、働く人はその時間を、
家族と過ごすことにも、勉強にも、趣味にも使うことができます。
何もしないという事もあるでしょう。
ここで大切なのは、会社とそこで働く人に余力をつくるコト、
「選べる余地」を生むことだと思います。
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社員にとって意味のある数字にする
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では、時間当たり採算を見えるようにすれば、
それで社員が一生懸命数字を追いかけるようになるのでしょうか。
これは、それほど簡単ではないと思います。
例えば社員が一生懸命考えて、
作業時間を減らし、無駄な経費を削り、 会社の利益が大きく増えたとします。
しかし、生活が何も変わらなければ、
「頑張っても会社が儲かるだけだ」 と思う人が出てきても不思議ではありません。
そこで大切なのが、 会社の成果と社員の豊かさをつなげることです。
例えば、決算賞与を支給する方法があります。
自分たちが改善した結果、会社の利益が増え、
その一部が決算賞与として自分たちにも返ってくる。
実際にこうした経験をすることで、
「会社の数字が良くなることは、自分たちにとっても良いことなんだ」
と実感しやすくなるのではないでしょうか。
会社の利益と社員の豊かさは、
本来、どちらか一方を選ぶものではありません。
会社に余力があるから、社員に還元することができる。
社員が力を発揮できるから、さらに会社の生産性が上がる。
この二つが循環する状態をつくることが大切なのだと思います。
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改善する方法は、昔からある
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では、実際に何をすればよいのでしょうか。
そこで、古くから企業の生産性向上や業務改善に使われてきたのが、
VE・IE・JMといった手法です。
●VE(Value Engineering:価値工学)
「そのコストは本当に必要なのか」
「もっと少ないコストで同じ価値を提供できないか」
と、価値とコストの両面から考える方法です。
●IE(Industrial Engineering:経営工学)
仕事の工程や動作を細かく見て、
ムリ・ムダ・ムラを減らしていく方法です。
●JM(Job Methods:改善の仕方)
作業を分解して、
「なぜ、この作業が必要なのか」
「もっと良いやり方はないのか」
と現場で改善をうむ手法です。
こうした改善手法は書籍や研修、インターネットを探せば、いくらでも見つかります。
大切なのは、改善した結果を数字で確認し、
その成果が全員に還元されるところまでを一つの仕組みにすることです。
ステップとしては、
①数字の見える化
②現場改善
③結果の確認
④成果の還元
このサイクルを回していくことが重要です。
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まとめ
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これから日本では、働く人の数が減り、人件費の上昇圧力も続いていくと考えられます。
だからこそ、今ある1時間の価値をどうすれば高められるのか
を考えることが重要になります。
生産性が上がれば、会社に「選択肢」が生まれます。
これからは、余白があることが大きな力になると思います。
会社と社員の双方が豊かになるために、生産性を上げる。
そんな循環をつくることが、
これからの中小企業にとって大切なのではないかと感じています。
労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 岸田 飛生
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフ
【社会保険労務士】日比野大輔
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