Vol.205【長く働ける職場づくり】

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川相いい仕事マガジン vol.205
発 行:川相商事株式会社
Kawai Shoji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン   e4510情報 (いい仕事情報)
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数年前と比べて、当社も社内組織体制や社員の年齢層も大きく変わり、
今では、事業活動以外の社内の様子などをSNSを活用して発信しています。

HP、TikTok、Instagram、Facebook、Xなど広報から情報を発信しています。

より多くの人に、当社の事業活動について、
また働いている社員について知ってもらえる良い機会になっています。
実際、過去にTikTokを観て、「当社で働きたい」と応募されてきた人もいました。

今後は、生成AIも活用して発信していく事もあるかもしれませんが、
地域密着型企業として誠実に情報発信を続けてまいります。

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  「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
  労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
  社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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人生100年時代、ミドルエイジの離職を防げ
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いつもメルマガをご愛読いただき、どうもありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフで
コンサルティングをしています酒井と申します。

「人生100年時代」と言われる今、
社員に長く元気に働いてもらうことは、企業にとって大切なテーマです。
一方、現場では40代、50代で仕事に行き詰まり、
心身の調子を崩してしまうケースも少なくありません。
今回は、そんなミドルエイジが元気に働き続けるために、
職場でできることを考えてみたいと思います。

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40代、50代で突然、仕事が回らなくなる
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人事労務の現場で、最近よくご相談を受けるテーマの一つが、
「50代以降の雇用を、どのようにデザインしていくか」という問題です。

人生100年時代と言われるようになりました。
企業にとっても、社員が60歳を迎えたらそこで一区切り、という時代ではありません。
65歳までの雇用確保措置が求められ、70歳までの就業機会確保についても企業の努力義務が設けられています。
年金制度をめぐる近年の流れを見ても、「長く働く」ことを前提とした社会へ移行していることは間違いありません。
実際、私のところにも、
「65歳を超えた社員を、どのように雇用したらよいでしょうか」
という相談が増えています。

ところが、その一方で気になることがあります。
60代、70代の雇用を考える以前に、40代、50代で心身の調子を崩し、
仕事を続けることが難しくなってしまうケースが少なくないのです。
40代、50代で突然、仕事が回らなくなる
特に多いのが、うつ状態などになり、会社に来られなくなってしまうケースです。

もちろん、その原因は一つではありません。
家庭の問題もあれば、人間関係の問題もあります。
体力や健康状態の変化が影響している場合もあります。
ただ、労務相談を受けている中で気になるパターンの一つが、
「仕事そのものが行き詰まってしまった」というケースです。

これまでは経験や頑張り、いわば「力技」で何とか仕事を回してきた。
ところが、年齢とともに任される仕事は増え、内容も複雑になります。
部下や取引先との調整も増えます。
すると、あるところからミスが続き始めます。

本人も「何とかしなければ」と頑張るのですが、頑張れば頑張るほど仕事を抱え込む。
そして納期が遅れ、さらに問題が大きくなる。
気がついたときには、にっちもさっちもいかない状態になっているのです。

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大きな問題の始まりは「小さなミス」
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40代、50代は、まさに働き盛りです。
任される業務も高度で複雑なものになります。
ところが、実際に起きたトラブルを一つひとつ分析してみると、意外なことに気づきます。
原因となっているのは、
「メールへの返信を忘れていた」
「認識のズレを確認しないまま進めてしまった」
「納期が遅れそうなのに周囲へ相談しなかった」
「ちょっとした確認を怠った」
といった、ごく基本的なことが少なくありません。
新入社員のころなら、先輩から厳しく注意されるようなことです。
しかし、中堅社員やベテラン社員になると、周囲もなかなか指摘できません。
「○○さんなら大丈夫だろう」
と仕事を任せているうちに、小さなミスが積み重なり、
本人だけでは解決できないところまで問題が大きくなってしまう。

だからこそ、個人の注意力だけに頼るのではなく、
職場全体でミスを防ぐ仕組みをつくることが重要です。

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① 業務の進捗を徹底的に「見える化」する
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まずおすすめしたいのが、業務の進捗の見える化です。
「誰が、何を担当し、今どこまで進んでいるのか」
これを周囲が分かる状態にします。
Excelやスプレッドシート、業務管理ツールでも構いません。
ただ、中小企業では、あまり難しい仕組みにする必要はないと私は考えています。

むしろ、ホワイトボードに書いたり、一覧表を壁に貼り出したりするほうが効果的なこともあります。
ポイントは、誰が見ても一目瞭然であることです。
仕事を抱え込んでいる人がいれば、早い段階で周囲が気づくことができます。

もう一つおすすめなのが、業務メールをできるだけ共有することです。
代表アドレスなどを活用し、会社に来た重要なメールを複数人で確認できる仕組みにします。

そうすると、
「納期が遅れているようだ」
「お客様とのコミュニケーションが少しおかしいぞ」

といった兆候を、周囲が早く発見できます。
問題が大きくなる前に、誰かが声をかけられるのです。

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② 朝礼で「確認する仕組み」をつくる
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見える化は、作っただけでは機能しません。
そこでおすすめなのが、朝礼です。

長時間行う必要はありません。
共有されている業務について、
「昨日から変わったことはないか」
「困っている案件はないか」
「今日、特に注意することは何か」
を短時間で確認します。

大切なのは、問題が起きてから報告するのではなく、
問題が小さいうちに共有する習慣をつくることです。

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③ ミスを「個人の責任」で終わらせない
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ミスが起きたとき、
「次から気をつけてください」
だけで終わっていないでしょうか。
人は必ずミスをします。
だからこそ必要なのは、「誰が悪かったのか」ではなく、
「同じミスが起きないためには、仕組みをどう変えればよいか」
を考えることです。

チェック項目を増やす。
ダブルチェックにする。
期限の数日前にアラートが出るようにする。
担当者以外も進捗を確認する。
一つミスが起きるたびに、職場の仕組みを一つ改善する。
そんな風土ができると、組織は少しずつ強くなっていきます。

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④ 「仲良くなる仕組み」も必要です
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ここまで、見える化、朝礼、ルールの徹底についてお話ししました。
ただし、これらを機能させるために欠かせないものがあります。
良好な人間関係です。
見える化だけを厳しく進めると、
「監視されている」
と社員が感じてしまうことがあります。
朝礼で細かく進捗確認をすれば、
「信用されていないのではないか」
と反発する人もいるでしょう。
だからこそ、普段から社員同士が話し、お互いを知る機会をつくることも重要です。
定期的な懇親会でもよいでしょう。上司と部下が個別に話す機会を設けるのもよいでしょう。
「この人は自分を責めるために確認しているのではない」
という信頼関係があれば、見える化は「監視」ではなく「助け合い」に変わります。

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導入のハードルは高い。それでもやる
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こうした取り組みをお話しすると、
「うちの会社では難しいですよ」
と言われることがあります。

確かにその通りです。
これまで朝礼をしていなかった会社で、突然「明日から毎朝やります」と言えば、
抵抗する社員もいるでしょう。

業務を見える化しようとすれば、
「そこまで管理されたくない」
という声が出るかもしれません。

それでも、リーダーはやる必要があります。
「ミスを減らし、誰か一人が仕事を抱え込まない職場にする。そのために、見える化とルールを徹底する」
と、まず明確に宣言することです。
その一方で、実際の運用では一人ひとりとよく話してください。
ルールだけで人を動かそうとせず、人間関係をつくりながら進めるのです。

信頼関係のある組織で見える化を進めると、
「この案件、大丈夫?」
「忙しそうだから、こっちは私がやろうか?」
という助け合いが自然と生まれてきます。

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70歳まで働ける職場は、40代、50代からつくる
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人生100年時代の雇用を考えるとき、私たちはつい、
「60歳以降、どんな仕事をしてもらうか」
という制度設計に目を向けがちです。
もちろん、それも大切です。
しかし、本当に70歳まで元気に働いてもらいたいのであれば、
40代、50代の時点で、社員が仕事を抱え込み、行き詰まってしまう職場を放置してはいけません。
大切なのは、ミスを個人の能力や注意力の問題だけにしないこと。
仕事を見える化し、問題を早く共有し、みんなで助け合える仕組みをつくることです。
それはミドルエイジの社員だけを守る取り組みではありません。
若手社員にも、ベテラン社員にも働きやすい職場につながります。
「誰かが頑張ることで成り立つ会社」から、「みんなでミスを防ぎ、みんなで支え合える会社」へ。

人生100年時代だからこそ、すべての世代のビジネスパーソンが長く、
元気に活躍できる組織をつくっていきたいものです。



労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 酒井 


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 「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
 労務管理事務所フォージョウハーフ
 【社会保険労務士】日比野大輔
 【URL】http://www.4jh.jp/
 【E-Mail】support@4jh.jp
 【電 話】06-6945-5550
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