Vol.165【育て方改革】

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川相いい仕事マガジン vol.165
発 行:川相商事株式会社
Kawai Syouji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン   e4510情報 (いい仕事情報)
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川相商事株式会社は、経済産業省が選出する「健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)」に認定されました。
今回の認定で2022年より2年連続となります。

健康経営優良法人認定制度とは、
地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、
特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

今後も健康経営優良法人として、心と身体の健康保持増進に向けた取り組みを続け、
従業員の健康を維持し、お客様へより高品質のサービスを提供できるよう、
健康経営を推進して参ります。

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  「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
  労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
  社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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育て方改革_新しい取り組みの必要性
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いつもメルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフでコンサルティングをしています日比野です。
今回は、昨今、言われるようになった「働き方改革」について考えてみます。

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新卒社員の離職理由
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現在、多くの企業に新卒入社の社員が入ってきています。
手間とコストをかけて採用した新卒社員がすぐに辞めてしまわれては大変です。
上司や育成担当は、いかに新卒社員が定着してもらえるかを考えているはずです。

そんな中、新卒社員の間で流行っている言葉があります。
それが「ゆるブラック企業」です。
これは労働時間は短いし、休みもあるけど、
職場環境がゆるくて自分が成長しない、そんな会社のことをいうそうです。
こんな会社にいては自分がダメになると退職する社員が増えているというのが実情です。

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大企業の働き方改革で、日本で世界が孤立する?
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政府の諮問会議を見ていると、働き方改革はまだ進みそうです。
大企業において働き方改革は進んでいるように思いますが、
中小企業ではなかなかそうはいかないようです。

令和2年度のデータを見ると、300人以上の企業の平均月給は471,500円であり、
一方、30人未満の企業は254,600円と、おおよそ2倍の格差がついています。

理想は、働き方改革を進め、生産性を上げ、労働時間を短くすることが理想です。
でも、まず時間だけを短くしようとする、でも、給与は同じ水準を維持したい。
という実情です。
時間も短くして、給与も減らしたくないのが人情でしょう。
そして、大企業の働き方改革の皺寄せが中小企業に寄せられてしまうことが問題視されています。

今、中小企業においては、だんだんと外国人が増えています。
夜間操業する工場を見渡せば、日本人を探すことが難しいところさえあります。
そんな流れの中で、外国人技能実習生が採用されることが多くなっています。
この日本の外国人実習制度は、海外からすこぶる評判が悪い。
現代の奴隷制度と揶揄され、米国国務省もこの問題を指摘しています。
日本へ外国人を送り出す機関が、人材ブローカー的な動きをして、
外国人実習生から金銭をとり、言葉巧みに日本へ人を送り込んできました。
しかし、情報化社会、SNSの進展により、そのボロが見えるようになってきたのです。

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育て方改革
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中小企業における育成には、時間的・経済的な制約があることが多く、
その課題を解決するためには、効率的な育成手法を導入することが求められます。
例えば、社員のスキルや能力を測定する評価システムの導入、
社員とのコミュニケーションを円滑に行うための研修の実施、
社員が自主的に学べるような教育プログラムの開発、等が挙げられます。

また、外国人実習生を採用する場合には、
彼らの能力やスキルを的確に測定し、
その能力を最大限に引き出すための指導が必要です。
外国人実習生は、日本の文化や言語に馴染むまで時間がかかるため、
指導には多くの時間を費やす必要があります。
さらに、彼らには適切な報酬や待遇を提供することが、定着につながります。

企業にとって、社員の定着を図ることは、
重要な課題であることを今一度、理解する必要があります。
社員が長期的に企業に貢献できる育成プログラムを整備することは、
企業の生産性向上や社員のモチベーション向上につながります。
育成改革には多くの時間と努力が必要ですが、長期的に見ると、
企業にとって大きなメリットをもたらすことが期待されます。
育て方改革、これは育てる側の意識改革と言えそうです。

労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 日比野

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