Vol.182【自然災害】

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川相いい仕事マガジン vol.182
発 行:川相商事株式会社
Kawai Shoji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン   e4510情報 (いい仕事情報)
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  「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
  労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
  社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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自然災害について
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いつもメルマガをご愛読いただき、どうもありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフで
コンサルティングをしています石橋と申します。

自然災害が多い国、日本。
この夏も南海トラフ地震臨時情報や台風10号など、
自然災害について考える機会が多くありました。

日本にいる限り、完全に自然災害を避けることは不可能だと思います。
では、日ごろから何をし、どう生活すればいいのでしょうか。
今回は自然災害の影響や、対策について考えてみようと思います。

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南海トラフ地震による経済損失
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まず、災害によりどんな影響があるか見てみましょう。
中でもとりわけ、南海トラフ地震について考えてみます。

今後30年の間に70~80%の確率で起こるとされている南海トラフ地震は、
日本経済に大きな影響を与えると予想されています。
その被害額はおよそ220兆円、東日本大震災の10倍以上と推計されています。

その理由は震源の位置にあります。南海トラフ地震の震源は、
関東から九州にかけての「太平洋ベルト地帯」と呼ばれる工業地帯の近くです。
ここは日本のものづくりを支えている企業・工場が多く集中しているため、
地震の被害を受けることで、日本全国に大きな損害が発生すると見込まれています。
その影響は北海道から沖縄まで及びます。

このように、地震による影響は土砂崩れや津波などの直接的な被害だけでなく、
経済をはじめとしたあらゆるところに波及すると考えられます。

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過去の災害から学ぶ
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南海トラフ地震は100~150年に一度の周期で発生しています。
直近では1854年に安政南海地震、1946年に昭和南海地震がありました。
その際の被害として「家屋損壊」「津波」が挙げられます。
東日本大震災でも、これらによる被害は顕著で、大きな犠牲者を生みました。

これを受け、建築基準法は数回の法改正がなされています。
それにより最近は、耐震、免震の建物も増えましたが、
古い建物ではまだその基準に達していない建物もあります。
少しでも被害を小さくするために今からすることとして「家具の固定」、
そしてマンションやアパートの「避難経路の確認」は重要です。
下敷きにならないように、そして逃げ遅れることのないように、
あらかじめできる準備をしておきましょう。

そして、地域のハザードマップを確認しておくことも重要です。
津波が来たとき、どこに避難すればいいかがわかります。

緊急時は、思っている以上にいつも通りの行動がとれなくなります。
今のうちに、非常時の行動を考える、そして家族で共有しておくことが大事です。

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心構え、考え方
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自然災害は大きな脅威です。
あらかじめ想定をすることは大事ですが、
あれこれ考えているうちに暗い気持ちになってしまいそうになります。
そこで大事な心構えは、

「起こりうる最悪のケースを想定しておき、その対策を立てておく、
そのうえで、不必要な心配をしすぎないよう、いつも通りに過ごす」

ではないかと考えます。

実際、南海トラフ臨時情報が発表された際、
私自身かなり暗い気持ちになってしまいました。
とうとう来てしまうのかと考えだすと、他のことが手につかなくなりそうですが、
そんな時こそ周りの人と手を取り合って、明るく過ごすことが大事だと思います。

そして先ほども述べた通り、できる準備を万全にしておくこと、
これがいざというときの命運を分けると考えます。

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災害時、会社に求められることとは?
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このように、一人一人の心構えや準備がとても大事です。
では、会社に求められることは何でしょうか。
特別なことをする必要はなく
「人にとって良いことを考えて素直に行動すること」だと思います。

AIの台頭で、人間の仕事がどんどんコンピューターに取って代わっています。
ですが、人にしかできない仕事、人がすることに意味のある仕事もたくさんあると思うのです。

これは災害時にも言えると思います。
非常時でも、心から人を助けたい、どうにかしたいという思いで
素直に事業をしている会社は、人々から求められ、
厳しい状況でも生き残ると思うのです。

そのためには、社員1人1人が日ごろから「良心」に基づいて、
まっすぐに行動することが求められます

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まとめ
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日本に住んでいる限り、自然災害を完全に避けて過ごすことは難しいです。
大事なのは、来る災害に向けて万全の対策をし、備えること、
言わば、「いかに災害とうまく付き合っていくか」という考え方だと思います。

地震だけでなく、大雨、洪水、台風、土砂崩れなど
日ごろ災害による被害のニュースを頻繁に見ます。

いざというときに慌てないよう、そして手遅れにならないように
一度社内で、そして家族で災害時の対応を
話し合ってみてはいかがでしょうか。

労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 石橋

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 「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
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