Vol.171【日本経済】
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川相いい仕事マガジン vol.171
発 行:川相商事株式会社
Kawai Syouji Group
『働くよろこびを見つけるヒト』創造企業 https://e4510.jp/
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川相マガジン e4510情報 (いい仕事情報)
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弊社では毎年、各職群別に研修を行っております。
9月中旬には正社員向けの社員研修を実施しました。
今回の社員研修では、【ピラミッドストラクチャー】を
テーマに行いました。
研修では、「ピラミッドストラクチャーとは?」という
基本的な内容から実践方法まで、弊社の社内講師が
詳しく解説しました。
他にも、【対スタッフ及び対顧客企業での当社の強み】について
グループ討議を行いました。
引き続き、価値ある研修で社員を支援し、社員と会社が
共に成長し続けるための環境を整えてまいります。
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフの日比野大輔がおくる
社労士、日比野の現場紹介—☆★☆
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日本経済の現状と未来
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いつもメルマガをご愛読いただき、どうもありがとうございます。
労務管理事務所フォージョウハーフで
コンサルティングをしています酒井と申します。
ポストコロナ、空前の人口減少、少子化の波。
日本経済は成長が難しい局面にあります。
そんな中、AIの爆発的な進化により、仕事・生き方が大きく変わろうとしています。
今日は、日本が生き残るカギは何なのか、考えていきたいと思います。
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10年後、生き残る産業は?
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堀江貴文氏の著書『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』が
ヒットしています。
その中で、彼は次の10年で衰退すると思われる産業と、
逆に生き残ると予測される産業を彼の視点で取り上げています。
いくつか挙げられている『生き残る産業』の中に
「エンターテイメント業」と「飲食」があります。
エンターテイメント業の生き残りはイメージしやすいのではないでしょうか。
日本の漫画やアニメは、国際的にも非常に高い評価を受けています。
この文化コンテンツの輸出拡大が今後の成長を支える要素となるでしょう。
一方で「飲食」は、食文化として評価されている側面もありますが、
日本独自の「おもてなし」の文化や「神対応」と言われる接客技術も、
世界からの評価が高く、これが持続的な成長を可能にしていると考えられます。
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日本がリードしている分野
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他に日本がリードしている分野として、スポーツがあります。
大谷翔平選手の活躍はその象徴的なものと言えるでしょう。
世界で活躍する日本のスポーツ選手は、成績だけでなく、立ち居振る舞い、
アイデンティティの部分で称賛をうけているのが特徴的です。
また、日本は「職人」の国とも言われ、寿司職人、工芸品、様々な分野で、
世界のTOPクラスに位置しています。
これらの背後には、日本独特の教育や訓練、そして修行という文化があると言えます。
厳しい教育や研鑽を積むことで、各分野でのトップを目指す姿勢は、
日本が持つ強みとなっています。
このような「一流を目指す教育」こそ、
今後の日本が世界でリードしていく力の源泉と言えるかもしれません。
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目指すべきはイタリア?
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イタリアを見てみましょう。
経済的には大きな課題がある一方、文化的には世界をリードしています。
グッチやプラダ、そしてフェラーリやランボルギーニ。
これらはただのブランドや車ではなく、イタリアの豊かな文化の象徴です。
日本も、経済的な大きな成長が難しい現状に直面しています。
しかし、それを乗り越える手段の一つとして、
文化や伝統を活かした新たな価値の提供が考えられるのではないでしょうか。
日本もイタリアのように、文化を核に持ち、
世界に向けて発信していく方向性を模索すべきかもしれません。
ここで言う『文化』とは、芸術や一流の職人など、
日本人の一部に限られたものではありません。
『教育』も文化です。先述の飲食業の神対応をする従業員を生むのも、
日本企業の中にある『教育』です。
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人材育成が生き残りへのアクション
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全ての企業にとって『教育』は欠くことの出来ないファクターです。
「人材」は、企業の重要な資産です。
今後の日本の国際的な立ち位置や企業の競争力を左右するのは、
しっかりと育成された人材の存在かもしれません。
大切なのは、ただの技術や知識だけでなく、
基本的な「接遇」や「時間を守る」こと、
そして「整理整頓」の重要性を理解すること。
一流の職人や、神対応を生む飲食店従業員の教育も、
ここに尽きると言われています。
しかし、最近では「ゆるブラック」という言葉が浮上してきましたね。
これは、働き方改革の影で、従来の研修や教育が疎かになったり、
「パワハラ」を危惧して、躾がおざなりになっている兆候かもしれません。
今一度『出来た日本人』の持つ価値を再認識し、質の高い教育を見直す事が、
世界で生き残る為のアクションかもしれません。
私たちの未来を切り開くためのステップとして、
真摯に取り組んでいきたいものです。
経済が大きな成長を見込めない中での、大きな変革は、
困難のようにもみえますが、大きなチャンスであるはずです。
私達が持っているリソースは何なのか、しっかりと見極め、
いますべきアクションを考えていきたいと思います。
労務管理事務所 フォージョウハーフ
労務コンサルタント 酒井
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「愛はあるが甘えのない人事が、ヒトと組織を育てる」
労務管理事務所フォージョウハーフ
【社会保険労務士】日比野大輔
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